DX Blog
E資格の結果発表はいつ?〜E資格を取得するメリットも紹介〜
E資格の難易度は?
資格の合格率は?
E資格の難易度について合格率といった側面から見ていきましょう。
以下はこれまでの開催回別の合格率の一覧です。
出典:「E資格(エンジニア資格)2023#2」結果発表とシラバス改定のお知らせ
(「2020#2」は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開催中止となりました)
近年のE資格の受験者と合格者をまとめた表です。
この一覧表だけ見ると、受験者の半数以上が合格しているので、合格することはそれほど難しくない資格だと考えられそうです。
しかし、E資格の受験者の大半はすでにある程度機械学習の知識を持っていたり、実務でディープラーニングを使われている方もいらっしゃいます。
また、E資格の受験資格を得るためには、JDLA 認定プログラムを修了する必要があります。
JDLA 認定プログラムを修了した受験者の 3 割程度以上が不合格になることを考えると、合格率の数値以上に難易度の高い試験であると考えられます。
E資格の合格点は?
E資格では、合格点の公表はされていません。公式 WEB ページにも合格点は非公表である旨が記述されています。
JDLA のもう一つの資格試験である G検定も同じです。
出典:「E資格(エンジニア資格)2023#2」結果発表とシラバス改定のお知らせ
こちらは JDLA が公表している 2023#2 の全受験者の平均点になります。
各分野の正答率の平均はだいたい、60 %~70 %の間であることがわかります。
得点の配分なども公開されていないので、一概に正解数によると言えない部分もありますが、目安として 6~7 割が必要な最低ラインとして抑えておいていただくと良いかと思います。
E資格の結果発表はいつ?
公式ホームページによると約 3 週間
以下公式サイトのよくある質問より引用となります。
試験のおおよそ 3 週間後までに、試験サイトにご登録いただいたメールアドレス宛に結果をお知らせいたします。
試験終了後にご登録のメールアドレスを変更した場合、変更前のメールアドレスに結果をお送りする場合がございますのでご了承ください。
結果発表は試験より約 3 週間後までに行われ、試験結果に関しては、メールで届きます。
過去の受験から結果発表までの日数
過去の試験日から結果発表までの日数を表にまとめてみました。
開催回 | 受験日 | 合格発表日 |
2021#2 | 2021 年 8 月 27 ~ 28 日 | 2021 年 9 月 17 日 |
2022#1 | 2022 年 2 月 18 ~ 19 日 | 2021 年 3 月 10 日 |
2022#2 | 2022 年 8 月 26 ~ 28 日 | 2021 年 9 月 16 日 |
2023#1 | 2022 年 2 月 17 ~ 19 日 | 2021 年 3 月 10 日 |
2023#2 | 2022 年 8 月 25 ~ 27 日 | 2021 年 9 月 15 日 |
公式サイトでは、直近はピッタリ 3 週間くらいで結果発表が行われています。
例年ほぼ同じ日程に発表されているので、試験発表はこのくらいの日程になると思っていて問題なさそうです。
E資格のを取得するメリットは?
E資格のメリット
ディープラーニングを実装レベルまで学ぶことが出来る
E資格取得を目指す一番のメリットはディープラーニングや機械学習の知識を実装レベルまで学ぶことが出来るという点です。
E資格の受験資格を得るためには、JDLA 認定プログラムの受講が必須条件となっています。
認定プログラムの受講を通じて、単に知識だけでなく、AI やディープラーニングに関する実践的なプログラミングスキルを習得することができます。
AI や機械学習、ディープラーニングなどについて独学で学んでいる方も、領域があまりに広いため、どの単元をどの深さまで学べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
E資格という一つの代表的な AI の資格取得を目指して勉強することで、幅広くバランスの取れた知識を習得することができます。
JDLA のコミュニティに参加することが出来る
E資格の合格者は、JDLA の主催している Slack などのコミュニティに参加することができます。
合格者の会である CDLE(Community of Deep Learning Evangelist)通称「シードル」などは、E資格や G検定の合格者しか参加できません。
コミュニティの目的として、情報共有をはじめ、ディープラーニングに関する幅広いテーマについて、メンバー同士が日々、学び合い・アウトプットの場となっています。
これらのコミュニティに参加することにより、ディープラーニングをともに学習する仲間を見つけたり、異業種や異業界の同じ目的を持つ方と繋がれたりと人脈づくりに役立てることもできるでしょう。
これから E資格の受験を考えている方へ
ディープラーニングハンズオンセミナー
キカガクが提供しているディープラーニングハンズオンセミナーは、JDLA より認定プログラムに指定されております。
ディープラーニングハンズオンセミナーを受講いただく大きなメリットを 3 つ紹介いたします。
1. ディープラーニングについて短期間で体系的に学べる
ディープラーニングハンズオンセミナーでは、機械学習やディープラーニングについて理論や実装について体系的に学ぶことができます。3日間という短期間で体系的な知識を得ることが出来るボリューム満点のコースとなっています。
2. 受講中は質問し放題
受講期間中は講師に直接質問することができます。
ハンズオン形式で学ぶ事ができるセミナーとなっていますので、受講期間中(3 日間)は講師に直接質問することができます。
3. E資格の対策が充実
ディープラーニングハンズオンセミナーに参加された方皆様に、先程例題としてお見せした E資格事前学習テストをはじめ、E資格対策コースとして、20 時間分の E資格対策動画を無料で付与いたします。
筆者は E資格の受験の直前期にこちらの E資格事前確認テストと徹底攻略ディープラーニング E資格エンジニア問題集を使用していました。
コース紹介
キカガクのディープラーニングハンズオンセミナーは、3 日間のリアルタイムオンライン研修と eラーニングの 2 種類をご用意しております。
【JDLA E資格認定講座】ディープラーニングハンズオンコース(オンライン研修)の詳細はこちら
【JDLA E資格認定講座】ディープラーニングハンズオンコース(e ラーニング)の詳細はこちら
また、ディープラーニングハンズオンセミナーでは PyTorch を使ったディープラーニングの実装を学ぶことができます。
PyTorch を使ったことがない方でも 3 日間のセミナーで、ディープラーニングの基礎的な実装から、簡単な自然言語処理の実装まで学ぶことができます。
E資格の試験範囲にフレームワークを使った実装が含まれますので、まだ PyTorch に触れたことがない方には特におすすめです!
終わりに
いかがでしたでしょうか?今回はE資格の結果発表にはどれくらい日数があるかについて紹介いたしました。皆さんの疑問点が解消されていましたら幸いです。
まだ JDLA 認定プログラムを受講されていない方は、ぜひキカガクのディープラーニングハンズオンセミナーの受講をご検討下さい。
また、キカガクでは上記以外にも、研修をご用意しております。
例えば、キカガクの研修の特徴でもお伝えした実際の実現場の課題をテーマに上記コースで学んだことを活用していく PBL 研修等です。
このようなキカガクのサービスの特徴やコース詳細についての資料にて詳しくご紹介しております。コースごと学習内容の詳細やスケジュール等や今回ご紹介してきれていないコースやサービスもご用意あります。
E資格向けを検討されている方のご参考になれば幸いです。
関連記事
新着記事
2024.12.12
【事例:ビジネスアーキテクト育成研修】強力なプロジェクト推進力がDXを動かす!静岡ガスのDX推進人材育成戦略
2024.12.12
【事例:マネジメント層向けDX研修】DX推進人材との「共通言語化」で、変革が進む組織へ。静岡ガスが挑む管理職向け教育
2024.09.19
【事例:生成AIアイデアソン】社員の創造力で加速する生成AI活用。大日本印刷のアイデアソン好事例
2024.06.26
【事例:DXプロジェクトマネジメント研修】地域DXを担う人材を育てる。百十四銀行が取り組むDX人材育成とは
2024.06.12
実務で使えるDXスキルが身につく!PBL(課題解決型研修)の概要と成功のポイント
2024.05.31
【事例:ChatGPT 研修】生成AIの本質を理解し実践できるDX人材を育成!「手を動かす」研修で高い満足度を実現
2024.05.21
【事例:全社向け研修】住友ゴム工業株式会社:中期計画達成にむけて全社向け DX 人材育成を実施
2024.03.29
【事例:アセスメント&データ利活用人財育成】 株式会社西武ホールディングス:研修を研修で終わらせないための「アセスメント&カスタマイズ研修」〜育成導入担当者編〜
2024.03.29
【事例:アセスメント&データ利活用人財育成】 株式会社西武ホールディングス:研修を研修で終わらせないための「アセスメント&カスタマイズ研修」〜受講生インタビュー編〜