【成果物紹介】警戒標識検出アプリ

こんにちは!株式会社キカガクの樋田です!
今回は、キカガクの「DX を推進する AI ・データサイエンス人材育成コース」を卒業された方の最終成果物をご紹介します。

DX を推進する AI ・データサイエンス人材育成コースとは?

DX を推進する AI ・データサイエンス人材育成コース(以下「長期コース」)は、プログラミング未経験から、AI プログラミングやデータサイエンスを学ぶことのできる 6 ヶ月間のコースです。
AI エンジニアやデータサイエンティストへの転職実績も豊富で、自走できるAI・データサイエンス人材を輩出しています。

コースを通して、講師と二人三脚でオリジナルの成果物を作成することができます。
そのため、知識・スキルの定着はもちろん、転職活動時の実績としてもアピールすることができます!

警戒標識検出アプリ

今回は、そんな長期コースの2023 年の 12 月期を受講して、2024 年 5 月に卒業された受講生の成果物をご紹介します!

概要

この方は、道路の画像を読み込み、そこから警戒標識のみを検出する「警戒標識検出アプリ」を開発しました。

識別をしたい画像をファイルより選択、もしくはドラッグアンドドロップでアップロードします。

すると、右側に識別したい画像が反映されます。

問題なく反映されたら、「推論開始」をクリック!

時間を置くと、元の画像の下に推論結果が表示されます。

上手く、警戒標識のみ識別されていますね!

このアプリによって、警戒標識の検出を行うことが可能になるため、応用すると車載カメラやカーナビを活用してドライバーへの注意喚起に活用できるなど考えられますね。

使用技術

  • データ収集:DALLE3とStable Diffusion v1.5を活用し必要画像を生成しデータを作成
  • データ拡張:射影変換やノイズ付加を加えるなど行い、データを増やす工夫をされた
  • 物体検出:YOLOv8を使用し、画像から標識を検出
  • アプリケーション化:FastAPIとStreamlitを使用

AIアプリ作成を行う際は、データの収集が重要になります。

元々考えていた方法で上手く集まらないことがわかり、画像生成やデータ拡張での水増しを行うなどの工夫をされました。

Stable Diffusion v1.5 を活用し、画像を生成。

各種画像処理を行うことで、1枚のデータから画像データを水増しするなどの工夫を試みる。

上記のように、データの収集から試行錯誤を繰り返し、AIアプリ開発まで完成されました!

キカガクの長期コースで 6 ヶ月間しっかり学ぶことで、このような AI を搭載したアプリやデータ分析レポートも開発できるようになります!

この受講生の方は、アプリ開発後も姿勢推定モデル作成に触れられたりと、キカガクでの学びを積極的にアウトプットされています!

機械学習講師からのコメント

画像のデータ収集部分から試行錯誤をされ、アプリ開発まで完走されたこと本当に素晴らしいです。
そこからモデル作成前も準備の大変さと重要さ、また生成AI画像の方が精度が高いなどの気づきを得られており実務に近いような経験ができたのではと思います。
モデル作成後も継続して挑戦されていたため、引き続き活用と活躍を目指していただければ嬉しいです!

まとめ

今回は、長期コース卒業生の最終成果物をご紹介しました。
学習を継続してここまで精度の高いAIアプリケーションを開発できるのは本当に素晴らしいですね!

キカガクの「DX を推進する AI ・データサイエンス人材育成コース」は自走できる AI ・データサイエンス人材の輩出を目指すオンラインスクールです。気になる方はぜひ無料説明会にご参加ください!